
|
SUPは、スタンド(S)アップ(U)パドルボード(P)の略です。近年流行のマリンスポーツです。大き目のサーフボードの上に立ち上がり、パドル(櫂)で波をかきながら疾走するというスタイル。波のない日でも十分楽しめる、ビギナーでも比較的すぐに遊べるようになるなどメリットが豊富。海が大好き!と感じる人には、ぜひ試していただきたいスポーツです。サーフィンやボディボードに比べてアイポイントが高くなると言うことから、独特のダイナミック感も味わえるでしょう。海だけでなく、川や湖でも楽しめ、四季折々の風景や季節も感じられる爽快なウォータースポーツです。 |
|
多くの方が初夏から秋にかけてSUPを楽しむかと思います。SUPは基本的に水上で行うスポーツなので、サーフィンのように常に水に浸っているわけではありませんが、季節や外気温に応じて、体温調整のためにウェットスーツの種類を変えなければなりません。岸(陸上)近くでSUPを楽しんでいる分には、着用していたウェットスーツが合わなかった(寒かったり、暑かったり)場合、すぐに着替えることができますが、クルージングなどで岸(陸上)から離れてしまうと、一度着用したウェットスーツを着続けなければなりません。 そこで、SUPにおすすめのウェットスーツは、ロングジョンと長袖ジャケット(タッパー)のセットアップスーツとなります。この組み合わせは容易に体温調整が可能な上、微調整もできるので、岸(陸上)に戻って着替える必要がなくなります。 5月はロングジョンと長袖タッパー(ジャケット)の重ね着、6月、7月はロングジョン、日焼けが気になる場合はラッシュガードやTシャツを合わせてください。8月(真夏)は水着に長袖タッパー(ジャケット)といった感じです。秋以降は外気温が徐々に下がってきますので、再びロングジョンを着用し、さらに寒くなってきたら長袖タッパー(ジャケット)を重ね着してください。 ![]() |
|
1.フィッティング SUPは水上で行うスポーツなので、落水をしない限り多くの時間を水上で過ごします。逆に、サーフィンは常に水につかっている状態です。サーフィンウェットスーツはできるだけウェットスーツの中に水が入って来ないようなつくりになっており、保温性確保のためにフィッティングがタイトになっています。サーフィンのウェットスーツをSUPに代用すると、このタイトなフィッティングがネックとなり、たいへん暑い思いをしたり、窮屈感を感じながらSUPをすることになってしまいます。さらに、ワンピースタイプが多いサーフィンのウェットスーツは、体温調整しづらいつくりになっています。よってSUP用のウェットスーツは、ルーズフィットが重要なのです。 2.生地の厚さ ウェットスーツの生地の厚さについて、よく耳にする3mm、5mm。この厚さはサーフィンやダイビングのウェットスーツなどでよく使用されている厚みです。サーフィンやダイビングは水中で行うスポーツなので、このような厚みがないと寒さをしのげません。しかし、SUPは主に水上で行うスポーツなので、この厚みがネックとなり、たいへん暑い思いをしてしまいます。また、この厚みになるとパドルを漕ぐ動作において、たいへん負担になってしまいます。よって、SUP用ウェットスーツの厚みはロングジョンでしたら2mm、タッパー(ジャケット)でしたら1.5mmがベストな厚みとなります。ロングジョンの上からタッパー(ジャケット)を着用した場合においては体幹部が3.5mmとなります。 3.重ね着のしやすさ SUP用ウェットスーツは基本的に2ピース構造となっています。つまり、ロングジョンとタッパー(ジャケット)がセットになっています。サーフィン用ウェットスーツにおいても、ロングジョンやタッパー(ジャケット)がありますが、基本的に単体で着用するために作られています。つまり、ロングジョンの上からタッパー(ジャケット)を着用すると、上半身(重ね合わされている部分)がタイト(窮屈)になってしまい、タッパー(ジャケット)をサイズアップすることになります。サイズアップ後は横幅はフィットしていますが、丈が長くなってしまうことになります。しかし、SUP用のウェットスーツは重ね着を想定して作られているので、上下ともに同サイズでそろえることができ、重ね着のしやすいウェットスーツになっています。 4.体温調整のしやすさ SUPは水上で行うスポーツですので、いったんクルージングに出発すると、数十分から多い時に数時間水上で過ごさなければなりません。水上では突然風が吹き始めたり、気温が上がったり、下がったりします。このような時、ロングジョンを腰まで下ろしたり、タッパー(ジャケット)を脱いだりと、水上で体温調整をしなければなりません。よって、SUP用ウェットスーツは、不安定な水上で簡単に体温調整できるつくりになっていなければなりません。サーフィンウェットスーツやダイビングウェットスーツは、水が入ってこない構造になっているため、体温調整をするためのつくりになっていません。今までにサーフィンウェットスーツ(特にチェストジップを使用したウェットスーツ)を着用してSUPに出かけたところ、途中で暑すぎて上半身だけ脱ごうとしたところ、水上での不安定さもあり、脱ぐことができず、体調を崩された方がいます。 |
|
Q1.SUP(サップ)にウェットスーツは必要ですか? 必ず必要というわけではございませんが、夏場(7月、8月)以外は着用することをおススメします。また、夏場であってもジャケット(タッパー)だけは準備しておいた方が良いでしょう。さらに、水温の低い湖や川でのSUPは、夏場でもウェットスーツが必要な場合があります。 Q2.サーフィン用のウェットスーツを着ても大丈夫ですか? ウェットスーツを着用しないよりは良いと思います。また、SUPサーフィン(SUPで波に乗ること)であればサーフィンウェットスーツの方が良い場合があります。しかし、サーフィン用のウェットスーツは、ワンピースタイプが多く、付属しているファスナーも短めなので、ウェットスーツの着脱がしにくいです。やはり、水上でも体温調整しやすい2ピースタイプで、ロングジョン、ジャケット共に、前側にファスナーのあるSUP用ウェットスーツの方が良いです。 Q3.サーフィン用とSUP用のウェットスーツの違いは何ですか? 大きな違いとして、生地の厚さ、フィット感、着脱のしやすさ(体温調整のしやすさ)の3つがあると思います。サーフィン用ウェットスーツの生地厚が3~5mmに対して、SUP用は1~3mmとなります。フィット感については、サーフィン用はタイトフィット、SUP用はルーズフィットです。さらに、サーフィン用は着脱がしにくく、SUP用は着脱がしやすくなっています。 Q4.ダイビング用ウェットスーツを着ても大丈夫ですか? ダイビング用のウェットスーツはやめた方が良いと思います。ダイビング用ウェットスーツは水圧に耐えるために、気泡の少ないネオプレンゴムを使用しています。このゴムは、伸縮性が低く、動きにくいからです。パドルを漕ぐ動作において身体への負担が大きすぎると思います。 Q5.夏場はサーフパンツとラッシュガードだけで大丈夫ですか? はい、大丈夫だとは思いますが注意が必要です。それは風です。風が吹くと夏場でも体温を奪われてしまうからです。特にラッシュガードは日焼け対策には有効ですが、保温性は全くありません。逆に、濡れたラッシュガードを着用していると、気化熱の作用により多くの体温を奪われます。長袖ジャケット(タッパー)だけは準備しておいた方が良いでしょう。 Q6.ロングジョンに足首ファスナーは必要ですか? ロングジョンの足首に付いているファスナーは、着脱の手助けになると同時に、水上でめくり上げると、若干の体温調整になります。暑い時などはひざ下までウェットスーツを上げて、素足を水面に浸すこともできます。 Q7.裸足でも大丈夫ですか? 裸足は止めた方が良いでしょう。夏場であっても裸足は厳禁です。ビーチサンダルもお勧めしません。踵のあるサンダルであればOKです。ケガ防止のためにウェットスーツ素材の靴下(ソックス)を履くことをおすすめします。また、サーフブーツのようなハードブーツは素材も硬く、着脱もしにくいので、ソックスタイプが一番良いかと思います。 Q8.SUP用のウェットスーツが見つかりません? SUPはサーフィンやダイビングなどに比べて歴史も浅く、SUP人口も少ないため、SUP専用のウェットスーツを作っているメーカーも少ないのが現状です。一部のウェットスーツメーカーが、SUP用ウェットスーツを作っていますが、皆さんが想像されるSUP用ではなく、SUPサーフィン用と言った感じです。おススメなのが、ZEAK(ジーク)ウェットスーツから出ている「PADDLIST(パドリスト)」というウェットスーツです。こちらのウェットスーツは、SUPのために専用設計されたウェットスーツなので、たいへんおススメです。 |
|
(1)フロント(前側)にファスナーがある フロントファスナー仕様であれば、ウェットスーツの着脱がしやすく、暑い時はファスナーを開けて、涼しい風を取り入れることができ、水上でも容易に体温調整が可能です。 ![]() (2)足首にファスナーが付いている 足首ファスナーが付いていれば、着脱が非常に楽です。女性の方や小さなお子さんでも無理なく着用できるからです。また、少し暑い時など、ファスナーを開けて、めくり上げれば半ズボンになるというわけではありませんが、ある程度の体温調整が可能です。 ![]() |
|
(1)フロント(前側)にファスナーがある 前面にフルオープン出来るファスナーが付いていれば、着脱も容易ですし、体温調整も可能です。少しファスナーを下げたり、全開にしたり、暑い時はジャケット感覚で脱ぐことが可能です。 ![]() (2)丸首ではなく襟ありを選ぶ 襟があることにより、首周りの保護にも役立ち、日焼け防止にもなります。丸首(Tシャツのような)だけは避けましょう。 ![]() |
|
ZEAK(ジーク)ウェットスーツの「パドリスト」がおススメです。理由はシンプル!SUP(サップ)などのパドルスポーツ用に開発されたウェットスーツだからです。SUPを快適に楽しめるようにデザインされています。ロングジョンとタッパー(ジャケット)は単体での使用ももちろん可能で、セットアップ(重ね着)した時を想定して作られているので、この上なく水上で快適に過ごせます。 |










