4月に入ると、寒の戻りもなくなり、日中の外気温は20度前後となる。しかし、海面温度は冷たいままで、15度~18度ぐらい。この季節に着用するウェットスーツは、生地厚5mmのフルスーツとなります。
外気温が上がってきますので、真冬に着用していたセミドライスーツからの衣替えです。
春本番で、温かく過ごしやすい季節ですが、海水温は思っている以上に冷たいです。外気温との差も影響しているからです。くれぐれも、「春=スプリング=半袖半ズボンのウェットスーツ」ではないのでご注意ください。
サーフィン用の生地厚5mmのフルスーツタイプは、腕部分が3mm又は4mmと少し薄くなっています。なぜ腕が少し薄いのか?サーフィンはパドリングという動作が常に伴います。パドリングとは、サーフボードの上に腹ばいになり、両手で水をかいて前に進む動作です。生地が薄くなっている理由は、このパドリング(腕を回す、漕ぐ動作)をし易くし、腕への負担を軽減するためです。
メーカーによっては、5×4×3mmという生地厚のフルスーツもあります。こちらは、胴体5mm、脚4mm、腕3mmとなります。
最近では、ウェットスーツの性能が上がり、チェストジップタイプの生地厚4×3mm(ボディ4mm、腕3mm)ウェットスーツでも、5mmに匹敵するほどの保温性があります。少し着脱に手間がかかりますが、おススメです。
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