8月に入ると梅雨も明け夏本番です。海面温度、外気温共に1年の中で一番高い時期となります。
日中は、ボードショーツ(サーフパンツ)だけでサーフィン可能という日もありますが、朝夕や雨の日などは冷え込みますので、ベストやタッパーなどを着用した方が良いでしょう。袖なし半ズボンタイプのショートジョンウェットスーツもお勧めです。
ベストやタッパーは寒さ対策だけでなく、紫外線(日焼け)防止、外傷から身を守ってくれる役目もあるので、積極的に着用した方が良いでしょう。
また、紫外線(日焼け)防止のためにラッシュガードを着用することもありますが、基本的に、ラッシュガードは紫外線対策は出来ても、体を温める効果はありませんので、あまりお勧めはできません。
この時期になると、頻繁に台風が発生し、太平洋側に近づくことがあります。台風が近づいた時は、非常に波が高くなりますので、初心者の方に限らず、サーファーは注意が必要です。波の大きさに危険を感じたら無理をせず、海に入るは止めましょう。
▼ラッシュガード
紫外線対策に有効です。半袖・長袖があります。サーフィンでの使用でラッシュガードを購入するときは、ボードショーツループの付いたものを選びましょう。ボードショーツ(サーフパンツ)のウエスト紐を通すことにより、波の力などでラッシュガードがめくれ上がるのを防止します。ラッシュガード自体に保温性はありません。また、風が強い日などは、気化熱を奪われ寒く感じることがあります。
▼ベスト(ウェットスーツ)
袖がないので腕に負担がかからない。パドリングが楽です。想像以上に温かい。サーフボードとの擦れがなくなる。上半身袖なしタイプのウェットスーツですが、着ると着ないとでは、大違い。
▼半袖タッパー(ウェットスーツ)
ベストの解放感と、長袖タッパの保温性を両立させている。暑ければ脱ぎ、寒ければ着る。体温調整が容易。
▼長袖タッパー(ウェットスーツ)
上半身をすべて覆うので温かい。紫外線対策としてもバッチリ。ノースリーブ焼け、半袖焼けなどの日焼け跡が残らない。暑ければ脱ぎ、寒ければ着る。体温調整が容易。
▼ショートジョン(ウェットスーツ)
上半身と下半身が一体となっているので、フィット感が良く動きやすい。下半身の冷え防止に役立つ。袖がないのでパドリングがし易いのも大きな特徴。
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