12月に入ると外気温も下がり冬を感じるでしょう。海面温度も真冬に向けて一気に下がり始めます。11月に着用していた3mmフルスーツでは対応できなくなってきます。いよいよ生地厚5mmのフルスーツの出番です。
サーフィン用の5mmウェットスーツは、パドリングがし易いように、腕部分の生地厚が3mmになっている場合がほとんどです。つまり、正確には、生地厚5×3mmとなります。
ダイビング用のウェットスーツで多い、オール5mm(すべての生地厚が5mm)は止めた方が良いでしょう。腕が5mmになると、本当にパドリングしづらく、直ぐに腕が上がらなくなります。短時間のサーフィンなら問題ないですが、やはり、厳しいです。
この季節になると、海の中では、サーファーの数も激減します。理由は、「もう寒いから」、「5mmフルスーツを持っていないから」、「冬はスノーボードやスキーをやるから」、理由は様々ですが。よって、12月以降は、夏から始めたサーファーにぜひ続けてほしい季節です。12月はサーフィンの練習に最適なのです。
冬は波がないんじゃないの?そう思われる方もいらっしゃると思いますが、12月は、西高東低の気圧配置によって吹く北風(オフショア)と、太平洋側を通過する低気圧によって、サーフィンに最適な波が来るんです。
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